新井旅館

修善寺「新井旅館」に宿泊しました。
http://arairyokan.net/index.html
古い物好きとしては、ずっと気になっていた宿です。
思い立って前日の予約で急遽行って来ました。

予約出来てから、電車踊り子の手配など。
今はネットで予約出来るから便利です@^^@

行きの踊り子内では、お決まりのシウマイ弁当をビールでやりつつ、いざ修善寺へ♪
修善寺駅からバスに乗り換え10分ほどで着きます。

まずは修善寺に来たら必ずお参りする「日枝神社」
境内には立派な杉の大木があります(神の木なので写真は控えました)
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次はお隣にある「修禅寺」
土地の名は「善」ですが、お寺は「禅」です。
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手水舎は温泉です。
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鐘楼も立派
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境内からの景色。竹と梅がきれいでした。
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修善寺のシンボル「独鈷の湯」の右奥に見えるのが新井旅館。
旅館の塔「青州楼」は修繕中でした。
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チェックインまでに時間があったので竹林の小径をぶらり。
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その脇から桂川にかかる橋へ。
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橋のたもとに本日の宿「新井旅館」はあります。写真は花の棟。
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こちらも新井旅館、あやめの棟です。
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チェックインの15時を過ぎたので伺います。
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道路の向かい側も新井旅館です。相当な広さですね。
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老舗らしい玄関
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ロビーには川端龍子書「明月荘あらゐ」この文字が宿のタオルや箸袋に刻印されています。
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フロント横に売店(上には横山大観の書)、ロビーにも池の水が流れて来ています。
こちらの建物も登録文化財で月の棟(大正8年築)、芥川龍之介が一ヶ月滞在しました。
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チェックインの手続きはロビー棟から違う棟へ案内されます。
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中庭の梅がちょうど見頃でした。
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塔のある青州楼の1階の部屋に通されました(明治14年築)。
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こちらでお抹茶とお菓子を頂きます。
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今回の予約は前日ということもあり、部屋の眺望など全く下調べ無し。
二人とも疲れがたまっていたので、とにかく温泉に入って湯治出来ればいいや〜で、
一番安い「お部屋お任せプラン」にしました。

で気に入ったら、今度は部屋を指定して泊まりにくればね♪と。
今回ネットで予約し、コメント欄に誕生日の近いことを書いておいたら、
なんと内風呂付きのお部屋を用意して下さっていました!感激(*´∇`*)

今日のお部屋は「桐五番」。桐の棟(大正5年築)
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早速お部屋に向かいます。この橋が本当に繊細な造りで感動しました。
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橋から見る中庭。左が雪の棟(明治32年築)、右が月、奥が桐の棟。
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中庭にある立派なケヤキ。樹齢800年だそうです。
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雪の棟の廊下を歩いていくと、桐と花への分かれ道。
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桐の棟は赤杉を使った建築だそうです。この感じ、簡素で大好きです。
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1階「桐五番」
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玄関を開けると冷蔵庫。昔は必要無かったですから、この建築に置き場所は難しいですね。
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中身はほどよく。
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襖を開けると踏み込み(左は本間へ、中扉は洗面へ、右襖は押し入れ)
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本間(10畳)
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床の間、右壁にクローゼット。
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クローゼットに金庫、浴衣、バスタオル各1枚ずつ、足袋ソックス、男女別にビニール巾着袋。
袋中身はそれぞれタオルと男性用は剃刀、女性用は髪留め、コットン&綿棒。

広縁、池を挟んで向かいが花の棟(昭和9年築)
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広縁から部屋内。
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お部屋に通され、改めて仲居さんがお茶を入れてくれ、夕食の時間の打ち合わせなど。
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洗面所、右にお風呂、左にトイレ(ウォシュレット)。
ドライヤー、ヘヤブラシ、歯ブラシ、ハンドソープ、化粧水、乳液、男性用もあり。
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その昔、トイレは不浄のものとして部屋には付いていませんでした。
すべて後付けとのことなので少々狭いです。

お風呂。もちろん源泉掛け流し♪
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洗面にありました。洗面のお湯も温泉のようです。
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シャワーで髪を洗った時にお湯の味が温泉でした(飲泉可)。

広縁からの景色。
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池の中に島があり、色々な鳥達がやって来ます。鳥好きにはたまらない♪
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池の水が天井に反射してきれい。
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池には鴨もいます。
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翌日は、つがいでいました。
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花の棟の上にも、お客さんが。
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青鷺です。池の鯉をつついてしまう困ったお客さんのようです。
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今回初めての滞在なので川沿いが良いかな、と思っていましたが、
こうして見ると桐の棟も捨てがたい魅力満載です。

特に嬉しかったのは、泊まった部屋の隣(桐三)に泉鏡花が滞在し「斧琴菊」を執筆したこと。
手前が私達が泊まった桐五、奥が桐三です。泉鏡花と同じ景色を見ていると思うと感激でした。
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桐三の部屋は、他にも小津安二郎監督「お茶漬けの味」の撮影場所でもあります。

もちろん我が家には、泉鏡花「斧琴菊」の初版本があります♪
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「池を抱いた修善寺の大旅館」と新井旅館が書かれています。

花の棟に滞在した岡本綺堂は「修禅寺物語」を執筆しました。
もちろん我が家にあります(しつこいって?笑)
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花の棟と桐の棟の位置関係(写真はHPから)
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今回のお部屋お任せプランだと、通常は風呂無しの川沿い部屋(おそらく、あやめ)とのことでした。

お風呂付きのお部屋を用意して下さって、嬉しかった反面、向かいが花の棟の廊下なので、
お客さんに見られているという危惧がありました。
でもそれも最初だけ。すぐに気にならなくなりました。あちらも遠慮して見てないし(笑)

泉鏡花や日本画家の安田 靫彦は、桐の棟を好んだそうです。
今のプライバシー重視のおこもりと違って、昔は気にしなかったのかもしれないですね。
外国の方にも桐の棟は人気だそうです。

今この宿での一番人気の部屋は、やはり花の棟ではないかと思います。
ちなみに花の棟の風呂付き部屋は1、2階に1部屋ずつのみ。
その部屋は一番橋寄りの上下になります。
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最初にも載せたこの写真を見て頂くと手前の簾がかかっている部屋がそうです。
簾もあるので景観はどうでしょう。花の棟1階の他3部屋は足湯が付いています。

あやめの棟はすぐ下を、花の棟は近くを観光客が歩き、橋が一番の写真スポットになっているため、
人が間近に見えます。この日もテレビ撮影隊が橋にいました。
景観を取るか、部屋風呂を取るか。
その両方なら川沿い一番奥の吉野の棟(昭和10年築)でしょうか。

そして歴史のある日本建築なので多少の音はします。
この日は、泊まった桐の棟には私達だけで静かでしたが、
翌日、2階に掃除の方が入りましたら、かなりの足音がしました。

廊下も歩くたびに音がします(こちらは鶯張りと思えば全く気になりません)。
音が気になる方は2階の部屋にしたほうが良さそうです。
2階でも温泉内風呂付きのお部屋はありますので相談されると良いと思います。

池が間近で部屋から鯉に餌やりも出来る桐の棟、
お庭の眺望、雪の棟や霞の棟を指定されるお客さんも多いそうです。
気になるお部屋がいっぱいです♪

お風呂編へ続きます。。。
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